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レザーケア『私にもできた!』 おうちで簡単メンテナンス

【私にもできた!おうちで簡単メンテナンス】

ー レザーバッグのメンテナンス方法 ー

本革のお手入れ方法

 

革製品に湿気は大敵。レザーバッグは乾いた状態でケアしていきましょう。
 

基本的な革のお手入れ方法

たったの4つ。

1. 汚れを落とす。
2. 乾燥。
3. 汚れを防ぐ。
4. 保湿する。

ではどのタイミングで何をすればよいのでしょうか。

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~使い初め~
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届いたレザーバッグのご使用前に行うことをおすすめします。

革製品の使い初めケア

1. 汚れを落とす

まずは優しくブラッシング、もしくは乾拭きで。

革製品の専用クロスもありますが、着古したTシャツやハンカチで充分です。

 

防水スプレー使用方法

2. 汚れを防ぐ

予防という意味で防水スプレーをひとふりしておくと安心です。

20~30cm離して全体にまんべんなく。

本革バッグに使える物が多数販売されています。「フッ素系」の物をお選び下さい。

 

気を付けたい点は2つ。

・バッグが乾いていること。
・スプレー後はしっかり乾かす。

*防水スプレーは屋外で、注意書きを守ってご利用ください。
*乾かす際には直射日光は避け、風通しの良い日陰で行ってください。

これで明日から安心して使えますね。

 

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~普段は?~
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帰ってきたら、さっと「拭いて」「掛けて」おく。

これだけで、日常ケアはOK。

本革バッグ 保存方法

レザーバッグは掛けておくと風通しも良くておすすめ。

ただし「重たいものを入れたまま」は型崩れにつながります。

荷物を出して、バッグもゆっくりリラックス。

 

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~雨の日は?(お出かけ前)~
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雨の日のお出かけはケアしていても気になります。

そんな雨の日の、お出かけ前のひと手間。

雨の日の革のケア

防水スプレーをひとふりしていただくと、より安心です。

防水スプレーの使い方

防水スプレーは「乾いて」効果を発揮します。

お出かけの30分ほど前にスプレーしておくと良いかもしれませんね。

*ご使用の際は注意書きなど、使い方を守ってご利用ください。

雨の日のケアの手順

 

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~雨の日は?(帰ってきたら)~
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帰宅後はきちんとメンテナンスを。

1. まずは荷物を出しましょう。

2. 乾いた布で水分を吸い取って、

3. 風通しの良い場所で乾かします。

雨の日の革のメンテナンス

帰宅後のケア

ここで重要な点は1つ。

・急激な乾燥を避けることです。

ドライヤー、ヒーターの温風や直射日光は、皮革を痛めてしまいます。

バッグが乾いたあとに、少しカサカサしているようなら、

レザーコンディショナーやレザークリームを使ってケアしてあげてください。

 

<ミニコラム「乾燥」>

急な雨に降られてレザーバッグが濡れてしまった時など、焦ってしまいますね。

「早く乾かさないと・・・」

でもドライヤーやヒーターの温風で乾かすのはちょっと待った!!

急激に水分が抜けると、ひび割れや硬化、変形に繋がります。

直射日光も避けてくださいね。

まずは落ち着いて、乾いた布で優しく水分を吸い取る事。

あとはゆっくり風通しの良い場所で乾かしましょう。

乾いたところで保湿も忘れずに。

お風呂上りにクリームで保湿するのと同じように、カサカサ乾燥を防ぐためにもレザークリームは必須です。

 

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~スペシャルケア~
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「ずっと綺麗なレザーバッグでいてほしい」

「バッグの端っこが汚れてきた」

「最近、革がカサついてきた」 などなど。

そんな時には、クリーナーやクリームを使ったスペシャルケアをプラスしてあげましょう。

ここで注意が必要な点は2つ。

・まずは見えない部分で試してみること。
・そしてやりすぎないこと。

クリームやクリーナーを使ったケアを頻繁に行う、

クリームやクリーナの使用量が多いなど、

やりすぎはNGです。

 

革製品 クリーニング 方法

気になる汚れは革専用のクリーナーで。

・少ないぐらいの量を

・乾いた布に取り、優しく汚れを落としてから

・乾拭きを。

クリーナーの使用方法

 

部分的な汚れを落とすなら、「消しゴム」もかなり優秀なクリーナーとして使えます。

消しゴムをかける時は、「汚れていない消しゴム」で

「こすりすぎない」ように注意が必要です。

 

汚れた部分を優しく擦ったら、 全体を見渡して。

部分的な汚れの落とし方

クリーナー同様、やりすぎてしまうと、
色が抜けすぎてしまう恐れがあるので要注意です。

 

保湿クリームの使い方

カサついた革には専用クリームで潤いを。

・ごく少量を
・布にとり
・円を描くように、うすーく馴染ませます。

革の保湿方法

ここまで終わったら、ちょっとひと休み。

その後は乾拭きで余分なクリームを取り除きます。

仕上げの乾拭き

 

さあ、仕上げは防水スプレーです。

綺麗になったところで、

コーティングを忘れずに。

革の防水スプレー

防水スプレーの使い方

防水スプレーの手順

 

<ミニコラム「私の失敗」>

実は私、お気に入りの革靴を大事に思うあまり、

毎週のようにクリームでケアし、 ヒビ割れをさせてしまった苦い経験が。

今思えばクリームが蓄積し、

革が固くなってしまったことが原因だったと思います。

何事もほどほどが大切なんですね。

 

革のケアの基本

どうでしたか?

基本は、

「こまめに汚れを落とすこと」と「乾かすこと」

これが大事なんですね。

使って、
触れて、
変化を感じ取る。

大切なレザーバッグと会話を楽しむ、 そんなひと時になると嬉しいです。

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カテゴリー: 革のお手入れ
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