炊き立てのご飯に、アジの干物。
最高の組み合わせで、食が進みます。
朝食をしっかりいただいて、今日は秋芳洞を目指します。
車旅なので荷物は2つに。
洗いざらしのキャンバスがかわいいグランド・ブリュノは、
マチが広くて、トランクや後部席においても安定感抜群。
1泊2日の旅行にも最適なサイズ感でした。
インナーポーチに着替えを入れておけば、
ホテルで過ごす時間も快適。
バッグを開いたときに中身が丸見え、
なんてこともありません。
ちょっとしたことですが、案外大事なことかも。
アリエル・プラスはハンドバッグからベルトを変えて、
ショルダーバッグで斜め掛けのアクティブスタイルに。
さあ、いっぱい歩くぞー!!
さてさて向かった先は松陰神社。
歴史に疎い私でも知っている「吉田松陰」を祀っている神社です。
松下村塾をはじめ、さまざまな史跡や資料館が境内にあり、
歴史好きの方には興味深い神社ではないでしょうか。
萩市内の道を秋芳洞にむけて進んでいると、
目についた道の駅。
休憩がてら立ち寄ると、
こちらにも吉田松陰にまつわる銅像が。
中はちょっとした資料館のようになっていて、
吉田松陰の教えに触れることができました。
宿から小一時間ほど車を走らせ、本日の目的地「秋芳洞」に到着です。
入場ゲートをくぐると、涼しい風が吹いてきます。
小さな川のほとりを進んでゆくと、
ごうごうと流れる水音とともに秋芳洞の入り口が見えました。
中は薄暗くひんやりとしています。
ここは太陽光が差し込むと天井が青く見えることから、「青天井」と呼ばれています。
写真では静かな雰囲気に見えますが、
洞内には水の流れる音が響いています。
足元に注意しながら進むと、
「百枚皿」と呼ばれる石灰華段丘が見えてきました。
ただ、ただ「すごい」の一言。
ぽっかりと地中に空いた大きな空洞。
まるで体育館のようだと思いました。
そこに現れたのが「洞内富士」
まさに富士山、裾野がうつくしく広がっています。
こちらは「黄金柱」。
大きすぎて、写真に収めるのも大変でした。
洞内には愛称のついた鍾乳石があちこちにあるのですが、
傘やかぼちゃ、くらげなど、
中には巌窟王と呼ばれる鍾乳石もありました。
ちょうど洞内の中ほどに、地上に上がるエレベーターがあったので、
帰りに立ち寄ることにしました。
地上に出たら展望台へ向かいます。
「あ、秋吉台だ」
山の上の草原の中に、ごつごつと岩が転がっています。
この下に秋芳洞があるのかと思うと、
とても不思議な気分です。
それにしても地上は暑い・・・
ちょっとひと休み。
自然が作り出す繊細な鍾乳石と雄大な景色。
今日、私が見た景色も、
子や孫、ひ孫と歳月を重ねることで、
きっとまた、違うものになっているのでしょうね。
自然の凄さを感じつつ駐車場に戻ると、ちょうどお昼時。
「山口といえば、瓦そばでしょう。」
ということで、山口市内で昼食をとることに。
初めていただいたのですが、
食べ進めていくと、徐々におそばが焼けてパリパリに。
食感も楽しく、とても美味しく頂きました。
せっかく山口市に来たので、
「瑠璃光寺五重塔」を訪ねます。
整えられた香山公園の中に、
瑠璃光寺五重塔はありました。
曲線が美しいこの屋根は檜皮葺(ひわだぶき)と呼ばれ、
檜の樹皮を使用した日本の伝統的な屋根葺き工法なんだそうです。
歴史上の人物が歩いた道、見上げた空。
今、私も同じ道を歩いている。
何を思いながらこの道を進んだのかな。
今回の国内旅行も駆け足でしたが、雄大な自然と歴史が感じられる山口県でした。
2Wayだから旅先でも表情を変えて楽しめるアリエル・プラスと、
メインの旅行バッグとしてのグランド・ブリュノ。
程よくカジュアルで、
私のお気に入りの組み合わせになりそうです。