春の陽気に誘われて、
四国、愛媛の松山へ。
一枚革のカジュアルさが大好きで、
通勤使いが多いのですが、
今回は「この子と一緒に旅がしたい!」と、
「マノン」(ダークチェリー)を
旅行に連れ出しました。
日帰り入浴も加えた旅行プラン。
街並み散策して、
お土産も見て、
お風呂にも入って・・・
ずっと持ち歩くことを想定して、
大きい「マノン」にひとまとめにすることに。
コンパクトに収めたお風呂セットを入れても、
まだ余裕あり。
さすがは頼れる相棒、「マノン」です。
いくつもの橋を渡り愛媛へ。
休憩をかねて「来島海峡SA」に立ち寄りました。
ひんやりとした海風が清々しい。
目指すは松山。
のんびり市内の散策を楽しむため、
先へ急ぎます。
道中で見つけた道の駅。
愛媛といえば「鯛めし」。
ということで、ちょっと遅めの朝ごはんに。
鯛のお出汁で炊いた鯛めしは、とっても美味しい。
ここは「おかわり」したい気持ちをぐっとこらえて、
お昼に備えましょう。
今では旅先でもエコバッグは必需品。
ゆったりと荷物の入った「マノン」からは、
エコバッグもするっと取り出せます。
路面電車が行き交う松山市内。
どこか懐かしい雰囲気です。
松山に来たら、やっぱりお城。
ということで、
松山城へ向かって歩いていると、
途中「坊ちゃんとマドンナ像」を見つけました。
かわいらしくて、微笑ましい。
お城へはロープウェイやリフトで上がれるのですが、
徒歩で20分ほどなら、と歩いて上ることに。
おっと、いきなりの階段・・・
頑張って上ります。
立派な石垣に圧倒されつつ、
右に左に歩を進めます。
すると目の前に白と黒のコントラストが美しい松山城が。
つややかな床板、
立派な柱や梁、
急な階段。
歴史を感じつつ、
天守の最上階から望む景色は素晴らしく
疲れを忘れるほどでした。
サイズ的には大きな「マノン」ですが、
革が柔らかく体に沿うように馴染むので、
ちょっと長めのお散歩やお城めぐりも、
へっちゃら。
早咲きの大寒桜を眺めつつ下山、
程よい運動を終え、
ちょうどおなかも空いてきました。
お昼もやっぱり「鯛めし」をチョイス。
こちらの鯛めしは
卵をおとしたおつゆの中にお刺身をくぐらせ、
白いご飯にそのお刺身とおつゆをかけて食べる、というもの。
「炊き込み」以外の鯛めしは
私にとっては初めての体験。
大変美味しく頂きました。
小脇にバッグを置いても、
転がる心配がない抜群の安定感(笑)
ここでもくったりが活躍。
おなかも満たされ、
今度は体の疲れを癒しに温泉へ。
ここまで来たからには、
やはり道後温泉本館でお風呂に入らねば。
「お邪魔しまーす・・・」
重厚なたたずまいに少しドキドキ。
レトロな雰囲気と温泉をゆっくりと味わいました。
着替えもさっと取り出せる。
バッグの中が見やすいので、
欲しいものがすぐ見つかる。
そこも「マノン」のいいところ。
体も癒され、お肌ツヤツヤになったところで、
温泉からほど近い伊佐爾波神社へ。
こちらも見上げるほどの階段。
一段一段、ゆっくりと息を整えつつ進みます。
目の前に現れた、
見惚れるほど色彩豊かな社殿。
ご本殿を取り囲む回廊も美しい朱色に彩られています。
私にとって「赤(朱)色」は気分が上がる色なんですが、
心なしか心身ともに元気が増したような・・・
たくさん歩いて元気をもらって、
おいしい食事に、心地よい温泉。
五感で楽しんだ松山観光でした。